晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

2006-10-06から1日間の記事一覧

ウソをついてでも得をしたい(させたい)。

そりゃ偏差値低いより高い方がいいでしょう。誰にでもできるつまんない仕事だけが回ってくるよりは、お前にしかできない難しい仕事だと言われる方が「一般的には」嬉しいものでしょう。そう仕込まれていく限りでは。ていうか資本主義なんだから。いいものを…

嗚呼俗物なあたし。

中学から三田の慶應に長男を入れた友人Iは、長男に「いまやっとけば一生勉強しないで済むんだから!」とはっぱをかけていたそうだ。今高校生の長男からは、「母さんてうそつきだよなあ」とテスト前に愚痴られたりすると言う。

友人Mの子Kに聞かれた。

彼は小学4年生だ。算数は得意で国語が大の苦手。得意なはずの算数も、文章題になったとたん国語力が足をひっぱって失点するという。 K「どうしてこんなにたくさん勉強しなきゃいけないんだよ」 友人Mは母親なので、改まってこんな質問をされても受け流すこ…

あたしは考えた。

私「一番が絶対いいかどうかはわからないけど、一番だとわかりやすいからそれはいいと思うよ」 委「わかりやすいんだ」 私「これは一番が取れるんだ、これは一番が取れないんだ、って。取れる方が面白いと思えばその一番をずっとやっていけばいいと思うし、…

うちの母親なら間違いなく、速攻満面の笑みで

「そうよ。一番ていいことよ。なんでも一番がいいのよ」と捻じ込んだに違いない。

さっき愚息がDSで遊んでいて

私が「今までで一番いい点数なんじゃないの?」と言うと、彼は「一番ていい?一番ていいこと?」と聞いた。

「そんなこと学校でやらないでしょうよ!!!」

世の中には大学というものがあって、建築学科というものがあって、そこに行けば好きなだけ間取りを描かせてくれるわよ。そう言ってくれていたら、あたしも救われただろうに。つくづく馬鹿な親だ。

あたしは母親が想像していた以上に

学校の勉強がよくできる子だったから、それがあの人を強欲にした。赤点しか取ってこない子だったら、最低限のことだけを教えてくれただろう。でもあたしには更に上を更に上を強制した。子供だったから、強制されたという意識もない。ただ、母親の言う通りに…

またいっこ思い出した。

あたしは小学校の低学年の頃、家の間取りを方眼紙に描くことが趣味でした。ああでもないこうでもないと、夢を2次元に投影しては楽しんでいた。 「できた!」と母親に見せると、「玄関が北向きだ」「廊下が折れ曲がりすぎる」「階段の位置が(上下階で)合っ…

自分が受けたくて受かりたくて受けるくせに

なーにが「何かくれる?」なんてかなりアホだなと思いながら、勉強の対価として何かを得られる快感って何者にも代えがたいことを再確認する。 何でもいいんだけど、合格それ以外にプラス何か欲しいと思っちゃうんだな、昔から。治らない癖。でもあたしの母親…

キアイか。

やはりキアイが足りないか。 大臣に宣言してみる。 私「あたし、この本10回やるから。受験日までに」 大「ふうん」 私「・・・本当に10回やったら、何かくれる?」 大「・・・ごはん」

「あら、うちの子も受けるのよ」

準1級を。小学校5年生で。小5で。準1級を。 嗚呼あたしはどうして日本に生まれたんだろう。こんなに英語が好きなのに、どうして上達しないんでしょう。

ランチ。

友人Kと友人Y。友人Kの長女は帰国子女で、彼女と英語で喧嘩したら(ってしたことはないけど)多分あたしが負ける。 で今度準1級受けることにしたはいいけど見込みゼロな話をしたら、

だって脳が違うんだから。

考えた結果は十人十色です。嗚呼こう書いてて、「思いやり」って言葉そのものがキライなんだってことがわかった。気付かせてくれてどうもありがとう。

そうでなければ、

いつか、思いやった結果が思いがけない方向に進んで、「せっかく何々してあげたのに」とその子は首を傾げるはめになる。思いやりってのは一方通行であって、相手の反応が必ずしも同レベルの謝意に満ちているとは限らない。それも一緒に教えてあげてんのかし…

大人になると趣味趣向の個性化が進んで

更に複雑になる。ストッキングつけときゃ体裁が整うだろうという安直な想像を嫌悪するようなあたしがいるように、ちょっと白髪が多いからって電車で席を譲られるのが大嫌いな老人もいるかもしれない。 そういう欺瞞に満ちた善意の押し売りな想像もすべて「思…

つまり、

もしかしたら相手は、何でも気軽に貸してくれる割には返品期限に厳しい人間かもしれないし、返すときには菓子折りのひとつも必ずついてくるものと考えているかもしれないし、そもそも人に何かを勝手に思いやってもらうことが大嫌いな人種*1かもしれない。 相…

そうやって思いやりを自己完結させている限り、

相手の実際の意図は1ミリも介入しないから、「相手の立場になって思いやってあげる」という手法は、ただの想像上の産物、自己欺瞞、自己満足ということになる。んでもって「思いやりのある子に育ってほしい」という願いを持つ親は、「自分で想像できる範囲…

そんなヤツもいるということなんか想像したことのない人々が圧倒的多数らしくて、

こないだちょっと緊急事態があって服を貸した友人Sなんかは、わざわざ高価なストッキングなんかつけて返してくれましたけど、あたしは「ストッキングなんか履かない」んですよ。 普段のあたしを思い出してくれればすぐ気付くような簡単なことなのに。ストッ…

「いっくら思いやったところで、それは相手の欲するところと絶対に一致しない」

ということです。 蹴ったら相手が痛いから蹴らない、物を取ったら相手が悲しいから取らない、なんてシンプルなケースで済むのはせいぜい幼稚園ぐらいでしょう。 思いやりを連呼する親に知らせたいのは、あくまでも思いやりというのは自己満足の想像の産物で…

むかーし見た中学生日記で、

借りた本をお醤油で汚しちゃったシーンを思い出した。 その本は、貸した子にとってとてもとても貴重な漫画か小説か何かで、べっとり汚れたこれをそのまま返すわけにはいかない。しかしその本はレア物だったか同じ物を買うお金がないかで、とにかく読める状態…

「思いやりのある子に育てたい」

というフレーズを、とある育児ブログで見かけました。さあ。さあさあ。掘り下げましょう。 思いやりって何ですか?相手の気持ちを考えるってことですか?自分が想像できる範囲で、相手の立場になって考えて、最善の言動を選ぶってことですか?「相手の気持ち…

いじめを理由に教室で首吊り自殺!?こりゃ大変だ!

どんな暴力があったのかとか遺族の心情なんかより天下りの方が絶対の絶対に重要だ! あたしが今反吐が出るほどイヤなのは、そういう公僕が厳然として平然として血税を吸って生きていることと、それが今やっと吊るし上げをくらっていることです。自分の足元が…

今この時目の前で繰り広げられている

侮辱罪にも過失致死にもなる事件をお役人がひたすら無視して、自分の立場を死守する有様。これはどうしてなのか?ってことです。 それほど、役人の福利厚生ってのは美味でやめられない。終身雇用当たり前、地方上級でも合格すりゃいいとこ天下って年金合わせ…

死人に鞭打つ権利がどこにある。

「両親が気づいていれば防げたのではないか」「両親が子供ともっと話し合い、学校側ともっと話しあっていれば防げたのではないか」なんていうくだらないタラレバ論をいじる気は毛頭ありません。そんなのは当の遺族にだけ許されている後悔で、死んじゃった彼…

あたしが今回あったま来てんのは、お役所に対してだけ。

自殺に追いやった同級生とか担任とか、知りようがないから考えたくない。 考えたいのは、「あたしはイジメっていう表現そのものが気に入らない」と以前書いたことありますが、今回は今回でイジメの有無=暴力の有無と考えるお役所の、その自己保身ぶりがたま…

自殺予告もという報道があって

それなら当然両親が気づかないわけがない、子供と話し合い、子供と向き合っていれば*1、イジメの事実を事前に察知できたはずだ。親は何をしてたんだ、という批判もあるようですが。 *1:この子供と話し合うとか向き合うとかいう表現もイヤイヤながら引用。

滝川市教育委員会の教育部長

辰巳信男 あんたか、事件直後に遺書を読みたくないとつっぱねたのは。 突き上げられると態度が一変しちゃうのね、お役人て。過失致死でタイホだタイホ。

さあさあさあ滝川市教育委員会は教育長の安西さん

泣いてるよ。嗚咽してるよ。 市長に連れられて遺族に謝罪なんて、もうお先真っ暗だ。安寧な老後は崩れた。懲戒解雇かもしれない。年金は残っても天下りは望めないかもしれない。もうダメだ。自分はもうダメだ。そう心で叫んで泣いてるよ。