ああしんどかった。気づいたらまた未来日記だ。
書くの忘れてた。今日一番の事件。
クルマとうとう擦りましたよ!左わき腹。ボディを。がっつりと。モールも。がっつり擦りましたよ。
ミラーが行けたからこのまま停められると思ったらあ大間違いのぽんぽこりんですよ。恵比寿のプライム。板金的には問題なさげだけど、色がね。グレーなんだよね。補色とは言わないけどかなーり目だってて、
「あーこの人擦ったのね」
「じゃあボクもちょっとぐらいなら」
て具合に二輪にすこーんと逃げられるような色合いで、非常に間抜けである。しかし左は路肩に留めておく分には植え込み側なので見えない。
でもさー、ただでさえ左はサイドミラーにヒビが入ってる*1し、バンパーも四隅いっちゃってる*2し、とにかくこんなに派手に色つけたことは未だかつてなかった事態につき
大臣には隠蔽することとする。
徹頭徹尾自己保身。夢見る天下り。年金万歳。
おそらく以前のあたしであれば、
そうだよねえ、行かなきゃいけないものには、行かなきゃいけないわよねえ、と納得する場面であった。
しかし食い下がる妻。
私「どうして?」
大「差がつくから」
私「なんで差がついちゃいけないの?」
大「ついていけなくなるでしょ」
私「ついていけないことのどこがいけないの?」
大「劣等感が生まれるから」
私「劣等感のどこがいけないの?」
大「・・・とにかく、行くと決まってるものには行って下さい」
私「・・・それは本人に言って下さい」
若いときの苦労は買ってでもしろ
と言うではないですか。ふん。
水泳の遅れで劣等感が育つことの何がいけない。泳げなくても死にはしない。
そりゃ将来この子が、釣りを趣味とするのに水が怖いのは困るかもしれないが、困るのは本人であってあたしではない。
世の中って狡いわ本当に。
こう言う大人のように、「買ってでも苦労しろ」と他人が言ってはいけない。親が子に試練を課すことは許されても、赤の他人が人の子に言うと非難される。だからこういう大人は「無難な道をおゆきなさい」と諭す。自分のために。悩む本人のためでは決してない。
というわけで委員長には
「あんた来週は水泳行くのよ」
「わかった」
「行かなくてもいいけど」
「えっ?行かなくていいの?」
「そ。行かなくてもいい。行かなくてそれであんたが泳げなくなって、AくんとBちゃんとCくんと、みーんなサクサク泳いでるのを見ても絶対に泣かないと約束できるなら、行かなくていい」
「・・・(長すぎてわからなかった)」
「だから、皆が泳げて自分だけ泳げないのが、悔しくないんだったら、行かなくていい。練習しなくていい」
「ボク、悔しくないと思う」
負けた。
ま、泳げなくても死なないことに変わりはない。来週委員長が結局行かなくても、あたしを怒るなよ大臣。あたしたちは常に会話で今後の決着をつける母子なんだから。
先日、友人Rから久しぶりの電話で。
R「最近調子どう?」
私「うーんとね」
R「病んでるの?怒ってるの?」
私「・・・両方。」
あたしは病んでるか怒ってるかの印象しかないらしい。
R「やっぱりね」
私「いやそれはあたしの術中にはまったってことだね」
R「何わざわざ演出?」
私「そーりゃそうよ。インパクトの強弱に命賭けてんだから、あたしは」
R「そんなものに命かけるな」
私「いーえ浮上中なのよこれでも。あたしの日記読んでないでしょ」
R「たまーに読むけど、長すぎるのよーーー」
私「1日に何回も追記するからさ。まあ近況報告しないで済むから便利でしょ」
R「ていうか全っ然近況報告になってないわよ。ひたすら怒ってるかしんみり病んでるかって印象だし」
私「だから演出だって言ってんでしょうよっ」
しかし、この世に極めて心身共に健康な御仁がいたらお目にかかりたいもんだわ。
どこも何も病んでない成人なんてゼロだと思うから。
あのね、病気っていうのはね、「病名が付けられる症状がある」イコール「あなたは病気です」ってことじゃないんですよ。「日常生活に支障のある状態はもうそれだけで既に立派な病気なんですよ。病人なんです。
誰かしら腰だの目だの何だの病んでるくせに、メンヘル系だけ取り分けたように「心の」という形容詞をつけて病気と呼ぶのはなぜか。医者と女医を呼び分けるような暴力を感じる。差別だ差別。ルサンチマンだ。解除しろ。
あたしは不眠でいっくらでも起きていられて結局翌日の生活に障害をもたらしてしまうし、大臣は品行方正のようで結局高脂血症だからダメ。病んでないのって、委員長のような歳でテロメアがまだ長い子供達ぐらいじゃないかしら。
否。
太っていることを本人に向かって堂々と否定してはいけないという風潮があるらしい。しかし、痩せていることを本人に向かって堂々と否定してもいいらしい。
あったしなんかいつでも何でもとにかく食べろ食べろ攻撃でさ。実際食べても食べても太らないことをどーーーーやっても理解できない戦後世代。
だから差別なのよこれは。あたしは痩せたくて痩せてるんじゃないんです。一風堂で替え玉ハリガネ2玉やってジョッキ2杯空けても、翌朝には戻っている消耗体質なんですよ。ちゃんと食べろとかちゃんと太れとか、人の心臓をズブズブ刺すようなことをさも心配ってな顔で言わないで下さい。
だってあなたは、100%あたくしのためを思っておっしゃっているんじゃないんでしょう?あなたのかわいい孫の世話係が、不健康では困るからでしょう?
だったらはっきりそう言って戴きたいものです。
あたしは他人が、その心情を正確に表現した発言に対して怒ったりはしませんから。
「私、自分の孫がちゃんと世話してもらえてるのかどうか心配になっちゃうから、まずはあなたが太って体力をつけなさい」
と言ってほしいんですよ。
遠巻きに言うな。
「心配だわ」などと春巻きに包んだような奇麗事を言う時は、日本語の文法と自分の感性に忠実に。省略するな。
ところで今週末漢字検定なんだけど、
ぷちODのせいか指先が震えてまともに字が書けない、ことに気付いた。
部首が苦手だからそれだけ勉強していこうと思っている、不合格確信済みの受験生。あそういえば英検はどうなったんだろう!?いつからWebに合否判定が出るんだろう!知りたい知りたい知りたい知りたい。
「ほんっとーーーーにすいませんでした!」
「工場に出して頂いて、請求書回していただけないでしょうか?本当に申し訳ありません」*10回。
オヤジはあたしの低姿勢とへなぽこドライビングテクに怒りが緩んだのか、「いいよ」*10回。
「いえそういうわけにはいきませんからなんとかお名刺だけでも」*10回。
頂いた名刺を見ると
恵比寿のそこかしこに事務所を大小いくつも抱えている、デザイン系の結構な大物であった。後日菓子折りを持って名刺の住所に行ったらゴーストだったらしくて、電話したら本丸を案内されて小10分ほど謝罪+世間話をしながらやんわり説教されてきた。
本丸はもう巨大なデザイン事務所なんだけど、そこの顧問的な扱いというかなんというか、「ぜひとも先生にオフィスを置いていただきたい!」みたいな上げ膳据え膳な店子であることが、受付嬢の態度やインテリアなどから朧に判明。