晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

ちなみにそのメルセデスは無人ではなくて、

運転席にやんちゃオヤジが乗っていた。
一風堂のベタピンに寄せ、はじけたミラーを「うわっ分解しちゃってる!」と騒いでいるところにそのオヤジが現れちゃって、心臓爆発寸前のあたしはそれでもなんとか窓を開けて「大丈夫でしたか?!」とおどおどたずねたところ、「全然大丈夫じゃない」とかなりご立腹の様子だったので「ミラー1本メルセデスはいくらだ?」と計算しながら「今行きますからちょっと待って下さい!」と委員長を小脇に抱えて、メルセデスに走り寄ったのである。