晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

2006-10-21から1日間の記事一覧

そうざっくりとしか思っていないあたしに、

「いや韓国人というのは」「いや戦争の歴史というのは」と云々されても、「韓国人だろうが日本人だろうが、人間ですよね」としか返す言葉がありませんので。

もし今日の記事に反論があってもあたしは取り合わないことを宣言しておきます。

日韓両国の関係がいかに繊細かというのは、疎いこのあたしでもよーくわかっていることなので、あたし個人の基本的スタンスにあるのは「人イコール人。猿ではない」程度のセントラルドグマだけです。その人に足が3本ついてても、その人の右手に指が8本つい…

「あたしが西欧人を羨ましいと思う理由のナンバーワンはさ、

おたくのあたりは侵略に次ぐ侵略で人が混ざりまくってるからなんだけど」 と言うと、当然のことですが 「いやそれはそれで結構大変よ」 と十字軍の遠征の話になってきたので、 「ごめん、歴史勉強してくるからちょっと待ってくれる?次回必ず聞くから」 とな…

「大変だったわよ。あたしはいいけど、両親がさ」

確かにいきなり母国語を変えろと言われたら、とんでもなく混乱するだろう。間違いなく。 ていうか替えられるところが凄いんだよね、ヨーロッパの人ってさ。基本的に横文字なのは似てるし、彼女はそのゲルマン系とスラブ系は全然違うんだって言い張るけど、で…

彼女は彼女で、第二次世界大戦では大変苦労していて、

それまでゲルマン語系の国に住んでいて、戦争が終わったら「国境が変わっちゃってて」スラブ語圏になってしまいました。 ずーーーーーーーーーっと同じところに住んできたのに、今も住んでいるのに、それまで彼女の家庭で母国語であったゲルマン語系は、新し…

こうやって順を追って聞かれて、自分でも初めてクリアになった。

「そりゃやっぱり、日本政府が過去の贖罪が必要だと思ってるから、在日韓国系の人の申請はすぐに通すようにしてあるんじゃないかしら」 「なーるほどね。よっくわかったわ」 「あたしも初めてわかったわ。聞いてくれてありがとう」

そこで彼女につっこまれた。なんでデリカテッセンとパチンコなのよと。

「デリカテッセンは多分、それまで韓国の人がいない間、長い長い鎖国の間もきっとそうだったんだと思うんだけど、身分が卑しいとされた人に任されてたんだと思う。だから第二次世界大戦後、もっと蔑視する対象が現れて、押し付けたんじゃないかと思う」 「ど…

長い歴史を曖昧な記憶でひもといていくと、

私の中で在日の韓国の人というのは、このような解釈でした。 「第二次世界大戦のどさくさに日本に無理やり連れてこられて、そしたらいきなり戦争が終わって祖国にも帰れなくて、気付いたらパスポートがなくて、多分申請すれば韓国からのパスポートはもらえる…

さて、韓国の人についてあたしはよくよく考えたことが

ただの一度もなかった。強いて言えば、「在日」とだけ言って「在日韓国人」「在日朝鮮人」を意味を示唆された場合、「在日」というただの形容詞が蔑称に聞こえて大変不愉快なので、誰かがうっかり在日なんて言おうもんなら「在日ノルウェー人?」などと絡ん…

例えば歴史問題。

本当に疎いのでねー。日本史すら怪しいのでねー。高校のときもうちょっと真剣に将来を見据えていたら、自分が将来損しないようにって勉強したのになあ。 「どうして韓国の人がダブルネームなのかはわかるけど、名前を日本語にしちゃうっていうのは、あれはど…

例えば交通整理の警備員

S「考えられないわ。親切心なのはわかるけどウザイこともある」 私「そおねー、道路工事は多分義務だと思うけど、スーパーとかはあれは身銭を切って親切心をやってるんじゃないかしら」 S「うちの国なんて工事なんかそのまま、ただサインが出てるだけでい…

友人Sとほぼ1日まるまるを過ごす。

多分10時間ぐらい、ずうううううううっと喋りっぱなし。 あたくしは常に、まあひとつは英語力のために、日本語ならではの表現とか日本文化でしか理解されない表現とかに鋭敏に反応するように自分を仕向けているんですけど、彼女はガイジンなのでそこに更に…