晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

例えば交通整理の警備員

S「考えられないわ。親切心なのはわかるけどウザイこともある」
私「そおねー、道路工事は多分義務だと思うけど、スーパーとかはあれは身銭を切って親切心をやってるんじゃないかしら」
S「うちの国なんて工事なんかそのまま、ただサインが出てるだけでいいのよ。別に渋滞するほど車混んでないし」
私「渋滞しないんだったらいいんじゃないの。でもこの辺にいる工事の警備員って頭わるすぎ。渋滞作ってるもん。行けって言うから行ったのに思いっきり対向車線も向かってきてて、にっちもさっちもってことがしょっちゅうあるもの」
S「だってあの人たち、無線使ってないでしょう、ほとんど」
私「そうなの。変な手旗信号で適当に意思疎通してるからそうなるのよ。こっちは運転してる側だから、「行け」って言われても「どこをどう考えても、今行ったら絶対にスタックする」ってわかるんだけど、そういうときはどんなに急いでても行く」
S「へー。行くんだ。」
私「そう。絶対に言われたとーりに行って、思ったとーりにスタックして、あんた一体どうしてくれんのよって顔してギアをパーキングに入れて寝たふりしちゃうね」
S「親切じゃないわよね、不親切な親切心は」
私「よくぞ言ってくれました。お国の皆様には、日本は不親切な親切心が跋扈してるってちゃんと説明してね」
S「わかった」