晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

と逡巡していたら、今度はカサカサつー音が聞こえてくるわけだ。

カサカサなんてゴキブリじゃあるまいしどんな音だこんにゃろ一発ぶんなぐったる!とドカドカ歩いてリビングに入ると、あたしが監視(盗聴?)しているとは知らない大臣が、そのモグモグをやめて(つーか咀嚼を止めてあたしからは見えない方の右頬にブツを移動させたりしてその小賢しさに死ぬほどムカつく)クッションの影に何かを隠している様子がありありと見て取れる。くっそーーー!!
「ねえ何食べてるの」

「だから何か食べてんでしょ何を食べてるんですか」
え、これ。
と諦めたように大臣が差し出したものは、