あなたに大変大変て言われたからって、あたしの実務負担が軽くなるかって言ったらまったくそうじゃないんですよ。じゃあ気分的にラクになるかっていったら、それも違うわけ。
同情とか共感ていうのはさ、ひとまず「気持ちはあなたに寄り添ってます」ってだけで手を貸さない/貸せない、ていう立ち位置の表明なの。同情は援助の動機に十分なりうるけど、それそのものが単体で実用上の援助になるケースなんて寡聞にして知りません。あったら教えてほしい。
つまり大変だのかわいそうだのっていう発言のみに終始することは、完全に対岸の火事であり高見の見物宣言なんですね。そういうしらけた目線で「あらまあ大変ね」とだけ言われ続けてハッピーな気分になるという変人がいたら説教しなきゃなんないから今すぐ連れて来い。
