顧問はとっても品行方正でどこに出しても恥ずかしくないよくできた子なのに、親父と兄貴のとばっちりをくらってとっても不憫だ。
という話なら恐らく大臣は「だったらその怒ってるのをやめなさい」とか言うし、委員長は「僕には関係ない」とか言うに違いない。
今日１か月ぶりに友人ABCと会って４時間喋ってリサーチしたら
１）そーれーはーかなり腹立つわねえ（委員長が嘘まみれ）
２）ウチもそうだけどそんなの無視無視どうせ治らない（大臣がカウチでテレビ見ながら朝晩歯磨きをするという暴挙）
３）ウチもそうだけどそれは全然何とも思わない（大臣が挨拶しないとか）
に大別できることがわかった。
なので
２）、３）についてはもう私も何も思うまい、と決めた。そうしないと、誰の共感も得られず結局あたしが変人てことになっちゃう。それはイヤだ。不愉快なのはイヤだけど社会性を下げるのは段違いに不愉快だから、我慢する。
それでも、大臣がカウチで歯磨きしてるとこに遭遇するとホント沸点ぶっちぎるんだけど。こいつマジ死ねばいいのにと殺意を覚える瞬間ナンバー１テレビは画面の前に阿呆どもを縛り付けて監禁洗脳する戦略兵器なんだってことが大臣を見てればわかる。テレビの前じゃなきゃ何一つできないのか貴様はと。
言えばやめるけど、いなきゃまたやる。それはテレビに限らず大臣に限らず、すべてにおいて委員長も同じ。でももう人に愚痴るのはやめた。
特に大臣の節電運動には辟易していて、３時間にしといた衣類乾燥が１時間になってたり、朝シャワー使ったあとですら換気になってるから浴室乾燥にしといたのにまた換気になってたり、とまあ枚挙に暇がない。
すると友人Aが、震災以降うちの夫もコンセント抜きまくるせいで、ちょっと何かつけようかなと思ったらコンセントまで行ってかがみこまなきゃならないのよ！！そのくせ部屋の照明はあちこちつけっぱなしでもう意味がわからないわ！！！と怒る。
うちも、夜だけ使うライトやPC電源類がいつのまにか「スイッチつきのテーブルタップ」に変わってる。これさー、節電価格＝販売価格になるまで絶対３年ぐらいかかるよね。
と、ここまで喋っていて気付いた。テレビ関連を同じように抜いてやればいいんだと。そんなに、そおおおおおおおおおおおおんなに節電したいんなら、このテレビ関連の待機電力を断つのが一番よね。うんうん。ていうか死ねば電気使うこともないよね？最高の節電じゃん。エコエコうるさい主婦とかも大っ嫌い。そんなに無駄遣いしたくなきゃ息すんの止めるこった。
でみんなが口をそろえて言うには、大臣や委員長はともかく、顧問がかわいそうだと。彼は何も悪くないのにと。
ええそうなんです彼はいい人なんですとっても不憫なんです。
だから顧問に謝った。
いや謝るぐらいなら関係修復しなさいよとも言われたが、あたしはここまで虚仮にされてこれ以上譲歩する気はないから、悪いけど顧問には開き直って、なんとか堪えてくださいよと。
「ごめんねーあなたは全然悪くないのにねー、ママがお兄ちゃんと喧嘩してるせいで、つまんないよねー」
と言うと、顧問がにっこり笑って
「ううん大丈夫だよ！こないだ桃狩りに行ったとき、ニコって笑っててママすっごくかわいかったよ！」
と言うので泣けた。
