晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

「あの人に何言ってもムダ」

「もう考えるのが面倒だから」
「もう関わりたくないから」
と同僚Aは、母Nと全く同じことを言う。最初にこれを聞いたときは、結構驚いた。
それは実際にはどのような意味かと言えば、

  • 「あの人は、言ってもどうせわからない頭の悪い人間である」という非難。
  • 「自分は、そんな頭の悪い人間を相手にするような、頭の悪い人間ではない」という確認作業。

古い記憶から最新ネタまでフルラインナップ。そういえばこんなことがあったから、今回もきっとこんな感じで、とかね。
「もう考えたくない」っていうのは既に嘘なんじゃないかと。その嘆く時間ですらそいつのために浪費してるのに、でもやっぱりまだまだ嘆きたいらしい。