晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

あたしの中学校時代を思い出すと、

進学校だったために校則なんかないも同然だった。寝ても醒めても偏差値がすべてで、服装の乱れはイコール落伍者、偏差値だけが幅を利かせるある意味「これ以上学校らしい学校はなかった」服装の乱れは生活の乱れ、じゃない。頭の悪さを露呈するだけの恥さらし。それが教師にも十分わかっているから、服装が多少乱れても偏差値さえ確保していれば、誰も何も言わない。学生の本分は勉強だ。教科をこなしていればどんな服装だって関係ない。本分をまっとうしていることは頻繁に実施されるテストの点数が物語る。スカート丈だの何だのいじめだのは一切なかった。学校の本分は勉強だけだから、ということが生徒にも教師にも、共通認識としてあったからだろう。