晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

あたしの小学校時代を思い出すと、

生徒に人権はなかった。生徒に考える余地はなかった。思いやりなさいの一点張りで、思いやりの意味を説明しようとした教師はただの1人もいなかった。あたしは読書量が足りなくて、教師の話を鵜呑みにしては苦しむ毎日だった。その当時は違和感のようなものだったけど、今思うにあれは「あなたがた教師の指導は単なる勘違いです」と言えないもどかしさだったんだとわかる。