主訴:微熱、倦怠感、頭痛。
- 細菌感染
- 去年の9月、怒涛の感染ラッシュがスタート。まず蜂窩織炎をやった。左肘をひっかいただけなのに何かに負けた。クラビットがちゃんと効いてよかった。で、治ってみて気づいたら、微熱がある。測ると36.9〜37.1あったり平熱だったり。
- 続けて膀胱炎または尿路感染を何回か繰り返した。今も疲れすぎるとたぶん発症する。バクタはちゃんと効く。あたしの場合自覚症状がまったくないから、水槽用の水質検査薬*1を買って自分で調べて自分でバクタ飲むまでに進化している。
- 12月に人間ドック受けたら白血球が1万超のCRP8超で要再検査、なんだけどその結果が届いた1ヶ月後にC先生んとこで慌てて調べた時にはもう「数字は」治ってた。人間ドックやった意味がない。
- 1月に、顔がピリピリ*2するなーと思ったら、数時間後に頬がボコボコ*3になった。でも普通の人はお肌がちょっと乾燥してアルカリ性に傾いたたからって普通に顔についてる普通の表皮ブドウ球菌に感染したりしません。これはリンデロンVGで3日で治した。今はもう洗顔はホホバオイルのみ、洗顔後につけるのはヘパリンのみ。懲りた。
- 冬、7年前ぐらいに抜髄した左上6番の歯茎に「にきび」ができた。フィステルというらしい。かかりつけに行ったら「神経抜くとこうなりやすい。炎症は治らない。インプラントしかない」と言われて、ぬぁにーインプラントだってぇーーそいつぁごめんだーーってことで先月、恵比寿にある超予約が取れない「自由診療で根幹治療やります」ってところの予約がやっと取れてCT撮影したらなんと歯根先端部にできてる膿疱のボーダーから副鼻腔までの距離が0.57mmと言われたwwwwwとりあえず治療開始したが35万ほどかかる予定。ほぼ同時期に、委員長の下宿先に荷物運んであげたら細い道でクルマ擦っちまって30万かかる予定も発生した。悲惨。
- 健康
甲状腺も肝機能も婦人科もなーーーーんにもない。マジ何にもない。せっかく人間ドック受けた時だけおかしかったけど、そのときも「いつもの体調不良」の域内だったからそんなすごい数字になってるとはまったく自覚できなかったし。
とにかく秋以降何回も血液検査してるけど、やっぱり毎回何にもない。すこーしっていうかかなりエストラジオールが高くて*4、そこは広尾の婦人科で診てもらったけど「とっても健康、何にもない」でおしまい。
- 微熱
週に2,3日、36.9とか37.1みたいなのが出ることがある。まったく出ない週もある。自覚症状的には、風邪ひいたかなーみたいな熱い感じとかいきなり夏の屋外出たみたいな暑い感じ。一日中微熱ってるときもあるし、計測したその一瞬だけのときもあるし、数日続くこともある。10回/day測って1回だけ微熱がある日が数日続く、みたいな。ひどいときは頭痛とか緊張(ピアノの発表会の舞台袖みたいな感じ)が起きて、血圧測るとちょっと高い*5。
ビール飲むと翌日微熱出やすいんだけど、しかし飲んでなくても出るときは出るし、飲んでても出ないときは出ない。週イチで出社すると翌日出たときは呆れた。3月は今までで一番わりと平和だったんだけど、下旬からやたらめったらイベントがあって乾杯があって、で今日に至るまでほぼおかしい。
- 神経
11月、こりゃ脳腫瘍なんだろうなと思って脳神経外科に行って色々喋ったら、40年選手っていう先生が「違うと思う」っておっしゃるわけですよ。話を聞いてる感じでは違うと思う、でもエビデンスがないとその先に行けないから、MRI撮りますかって言われて予約だけはしたんだけど結局行ってない。
で、そのとき先生が「発熱ってのは視床下部が制御してるんだけどね」って言ってて、「そうなのか、、視床下部は調べたことなかったな」と思って「視床下部 微熱」で検索したら、西荻聖和クリニックのコラムが出てきた。

なんでキャプチャかっていうと、サイトリニューアルでコラムをごっそり削除してあったからなんだよーーーアーカイブまで探しに行ったんだからーーもう!!
視床下部 微熱
で2位に上がってきてたこの超優秀なURLをこうも簡単に捨てるとは、、、もったいなさすぎる。いまどきSEOとか301とか、引っ越しの常識を知らない制作会社なんてあるの??htaccess書ける人いないからって「URL変わってもいいんならお安くしまっせ」みたいな営業をかけたのかもしれん。嗚呼もったいない。
微熱が長く続いている人を多く見かけます。37.5度以下ぐらいの微熱で1ヶ月以上は軽く続きます。患者さんは大抵が女性で、とりあえず内科で診てもらいますが、検査を受けても炎症に係わるデーターに異常がないので薬は出してもらえません。患者さんは困ってしまい、とりあえず、隙間産業的な心療内科の門をたたくのです。心療内科は自律神経失調症の専門科なので、微熱の患者さんはめずらしくありません。簡単に言えばストレスが直接、視床下部に働き発熱をひきおこします。熱放散の方は副交感神経が担当しているので、交感神経が副交感に対して優位の状態ならば微熱が長く続く事になります。結局、自律神経失調症と云う診断です。先ほど申し上げましたけど、視床下部の交感神経系亢進が大元ですが、これによって中枢のセロトニン神経系の機能低下が引き起こされ、副交感神経系が抑え込まれて、交感神経優位の状態が確立されます。この状態を正常に戻すのには、このコラムでは常連のSSRI、つまりパキシルなどであります。SSRIが脳内セロトニン受容体を刺激して副交感神経系を刺激し、熱が下がっていきます。SSRI以外でも、漢方の補中益気湯、も使用され、特に補中益気湯はSSRIほどではないものの可なり有効な薬剤で助かっています。元々微熱を出す人は体力が低下しており、過剰なストレスに晒されているので、漢方的には”虚”の状態を補う処方が選ばれます。効果の表れ方はゆっくりで、SSRIも漢方も0.1~0.2度/2週間。程度で下がっていきます。ところで、嫌いな課長と話して38度以上に発熱し、4~5時間後に平熱に戻ると云う女子社員もおられますが、熱が高すぎるだけで、機序は同じです。
で、これを読んで膝をぽんと叩いて「なるほど!!そしたらレキソタンでいいんじゃね?」と思って試しに夜だけ5mg飲んでみたら、これがまあよく効くのなんのって。びっくりした。
やっぱ神経なんだなーーあたしは「過剰なストレスに晒されている」んだなーー、としおらしく反省してたのも束の間、10日で効かなくなった。
うーんやっぱショットはだめだなーコントローラに切り替えるかー、ってんでまたC先生んとこ行って、SSRIか漢方かだとどっちがいいかって話で、SSRIは止めるの大変だから漢方にしてーと言って、レキソタンやめて補中益気湯をスタートしたのが11月ぐらい。
- 漢方
飲み始めたときはすんごい効いた。10日くらい無事だった。効いてても、まだやっぱすぐ微熱出る。体温計は信用できないので3本使う。直腸温わかるヤツ買ってみようかと思ってるぐらいwww
補中益気湯は効くのはわかったんだけど、それでも何かコーフンするイベントがあるとおそらく抑え切れないであろうから「神経を寝かせよう」ってんでレキソタンかじることにしてる。
- 喜怒哀楽
なんかうつ病っていうとパワハラとか悲しいとかの延長にあるようなイメージだけど、喜と楽しかないからいいんじゃねとか、そういう問題ではないわけだ。
喜怒哀楽のすべてが交感神経を優位にするわけであって、もちろん程度問題もあるけど、あとあたしみたいな「性格は強いのに神経は弱い」みたいな悲しい組み合わせの素質とかもあり、非常に規則正しく、寝不足もなく、三食きっちり食べていても、たまに会社行ったりリモート飲み会とかに参加したりするともう次の日は熱(が出ないこともある、のがちょっとよくわからないんだが)。
- コロナ
体力が落ちてて細菌感染しやすくなっている、のであれば、コロナなんか一発でもらいそうなんだけど、ウイルス感染はしないんだよね。風邪はまったくひかない。超不思議。交感神経が亢進してる=毎日葛根湯飲んでるみたいなイメージでウイルスには強いのか?でも蜂窩織炎になったよ??
- 総括
なるべくコーフンしないように過ごして、それでも逓減しないようだったらMRIでも撮って、それでも何も出なかったら1日24時間ヨガでもやってりゃ治るだろうまたはそのまま更年期障害に突入か、っていうのが現時点での結論。