晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

で「頑張れば」の加減も大層むつかしい。

「夢は大きく持とう」「頑張れば夢は叶う」とか、たまたま大きく成功した人の話を聞いて、子供が「ボクもMITに入ってロボットを作るんだ!」って勘違いして10年も浪人されたら親は大迷惑こうむるじゃない?
一応「夢は大きい方がいいぞ〜」とか何とか耳障りのいいこと言いながら、そこで「マイクロソフト買収」とか言われたら、「親として出来る限りのことをしてやりたい」なんてヌルいこと言ってる親ほど激しくのけぞる。
「頑張る」の範囲も「出来る限り」の範囲も、まったく厳密に規定してないから。例えば我が家で「うちゅうひこーしになりたーい」って委員長が言い出したとき親としてできる限りのことをするって言ったら、3億円作るために頑張って大臣とあたしが自殺してやれば、委員長の夢は必ず叶う