晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

2006-11-05から1日間の記事一覧

「あたしゃどっこも悪くない」

と、会う人ごとに自慢しているそうですが、「頭悪いんだよ」と誰も言えないまま生涯を終えようとしている。イヤ、ぴんぴんしてるんだけどさ。脳が萎縮してるとかじゃなくて、単に海馬が腐ってるだけじゃないのかな。清水義範の「靄の中の終章」そっくり。

毎日毎日秋の味覚攻勢で、昼寝もできないらしい。

弟「ボクって何だよ。俺の名前も嫁さんの名前も忘れてるくせに。いい顔したがるとこは昔から変わらないんだよ」 私「ふーん。じゃあ玄関先で他人のフリすれば?とっくのとうにあたしたちが義理とは言え孫だってことを忘れてるんだから、こっちがオタクを忘れ…

と、そこはかとなく下らない贈り物をしてくると言う。

弟が怒っているのは、贈り物が下らないからではなーい。 ドアを閉めてリビングに戻った瞬間、またドアベルが鳴るからだと言う。 ボ「ちょっとボク。ホラホラ、これ食べなさい」 弟「・・・ああ?」 ボ「これあげるわ。あげるから。遠慮しないでいいから」 弟…

祖母M(86歳)、大躍進する痴呆症。

弟に電話して何か聞いていたら世間話になって、祖母Mのボケっぷりに磨きがかかってきて「腹が立つ」と言い出した。彼は呆れたり放り出したりすることはあっても、怒るというのは珍しいので不思議に思ってよくよく聞いてみると、こんな感じ。 ボ「ちょっと。…