そりゃ厳格が勝つに決まってる。寛容が厳格なものを寛容に変えることはありえない。なぜなら寛容だから。厳格も狭隘も排他も、すべてを受け入れるから。
たとえばあたしは業務上とても厳格なわけだ。バカ丁寧な修辞が多くて論点が見えない日本語には到底耐えられないし、非正規化や表記揺れみたいに業務の進行を障害する仕様は耐える耐えない以前に「それ違います」と指摘する必要がある。
すると寛容なものはいなくなる。業務がたいへん捗る。
さて不寛容で排他的なムスリムに、寛容な日本の八百万の神々を混ぜたらどうなるか?イスラム原理主義者の集団に、「生まれたらお宮参りしてクリスマスにケーキ食べて正月に初詣して結婚式は教会で葬式は寺で火葬の無神論者」を混ぜたらどうなるか?
一瞬で消えるに決まってんじゃんね。瞬殺だよ瞬殺。
ムスリムから見たら日本と日本人が絶対許せないであろうことが、業務上の寛容を見たら泡吹いてしまう自分にはわかる。だから少なくとも日本では、日本人を保護する必要がある。
いやロンドンもニューヨークもムスリムが首長だよ?恐ろしくない?侵略するのに武器は不要で、法と秩序を超えた「人権」さえあればいいわけだ。あと100年もしたら世界中がムスリムのShariaに支配されて、異教徒は全部被搾取階級!英語でExploited classes。十字軍の再来はまだかな。
という話をつらつらと顧問にしてたら「なんで日本はアメリカの言いなりなの」とか言い出した。彼が最も苦手なのは歴史!
友人Kが(哲学を拗らせた結果として)超弩級の極左であることを最近知って驚愕したんだけど、彼いわく「日本に必要なのは核武装と安楽死」だそうで、そこは一致した🙌
顧問はこの話も「なんで?」とまったく理解できない様子。日本には自己決定権がないのよ、と言うも「え?ないの?」という本当にかなりの空洞。嗚呼これがあたくしの子とは!教育が!いやあたしは父に特に教育された記憶はないけど、今まで政治経済の認識はまったく同じなんだよな。なんでだ。まだ若いからか。不安だ。とりあえず「日本はもうダメだからどこかに逃げなさい」て言っといた。