深読みしない、先読みしない、万一伏線やオマージュに気づいても絶対に追わない追い切れない、、、とにかく、そんな鈍さが武器のあたしが「えっなんで今終わったの・・?」とつんのめった、「風立ちぬ」。
渋谷のTOHOシネマズ。レディースデイ1000円狙いの人々で窓口が大行列。
「あのーネットで決済してるんですけど」と係の女の子に聞いたら、「あちらでどうぞ!」とガラ空きの端末群。10時の時点で半分埋まってたのが、12:20開始の時点で満席。ほんとに、満席。
さてポップコーンとコーラを仕入れて、準備万端。
主人公の声・・・。
なんでこんなもっさりした声の・・・そうだ、そういえば宮崎監督って、声優じゃなくて俳優に拙く喋らせるのが好きなんだっけ・・・じゃあ誰なんだろうこれは・・・。
開始15分ぐらいで突然思い出した、日テレevery.の映像!!
庵野が映ってて「ふーんこんどのジブリは庵野さんが監督するのかなー」なんてそれ見たときは忙しくしてたせいでしっかり見てなかったんだけど、まさか、もしかして、この青年役は庵野???なんでこんな、夢にあふれる未来あふれる青年役をこんなおっさんに?!?!
という戸惑いというか、それを知らなかった自分に呆れてというか、とにかく「なんでなんで」がずっと頭をぐーるぐる。ああおなじおっさん声なら竹野内豊とかいくらでもいるのに!!!女の子は滝本美織だった!そうか、あれほど、車両保険で聞き慣れてるはずの声なのに、気づかないもんだねえ。
赤ん坊が泣いてると「あらかわいいわねえ」
幼児が泣いてると「あらめんどくさいわねえ」
でも大人が泣いてると、なんでかわかんないけどつられて泣きそうになる。
あの、二人そろって正座して頭下げるときの滝本美織は絶対ホントに泣いてたんだろうと思いたい(自分がつられそうになったから。
委員長は宿題で留守番。終わってたら連れて来てやったのに。顧問は途中でポップコーン食べきって飽きてた。DVD出たらamazon.comでちゃんと英語入ってるのを買おう。英語だとなんて言うのか気になる場面がたくさんあった。顧問に感想聞いたら、「ボーイング767は出てこないんだね」と不満そうだったww