なんか最近秋になったなーと思ったら、気象庁が今年の梅雨明けを1ヶ月遅く訂正
とかいってたw
友人Jの義母84才*1が先月コロナに感染して、そのみそぎが開けて明日からパブリックスペースで食事できますねーなんつってた矢先に倒れて友人J施設に朝から呼び出され。
解熱剤入れても42℃、全身痙攣、意識低下、手足紫色。
で搬送先を探すもとにかくない、ないないない。
救急隊員の人が電話かけまくってる3時間のあいだ、玄関脇のくそ暑い一角で硬いストレッチャーに乗せられたまま震えててかわいそうと友人Jが泣く。
で見つかった遠方の大病院に「着いてからPCR検査、陽性だったら受け入れお断り」の条件を呑んで搬送してもらったら陰性で無事入院。
そこの医者に「胃ろう作りますか」と言われて友人J夫はフツーに乗り気だったが、結局点滴だけにして看取る方向で決定したらしい。
ほんでいま友人Jとあたしでまったく意見が同じなのが「遺書をつくる」。
「救急車呼ぶな」
「胃ろうすんな」
「気管切開すんな」
友人Jはあんな目には絶対に遭いたくないと。あたしも同感。
ひと昔前なら家で倒れて家で寝かせて家で看取って終わりだったのが、今は救急車というものがあり、1割負担という後期高齢者保険制度があり、胃ろうだ気管切開だAEDだというハイテクツールがあり、とにかく日本人は家で静かには死ねないことになっている。
なんでこんなことになったんだろうかと。
たしか60年ぐらい前に国民皆保険制度が誕生して、その時点では老人は少なかったからまあよかったんだけど。
税金投下したらしたぶんだけ医療が発達して。
医療が発達したら乳幼児死亡率は下がったけど、それよりも老人がむっちゃ長生きするようになって。
たとえば、、、
車屋は車を買う層の需要を研究して、それぞれに訴求する車を作るわけですよね?
薬屋は薬を買う層の需要を研究して、それぞれに訴求する薬を作るわけですよね?
車を買うのが労働人口だとしたら、薬や医療サービスを買うのは圧倒的に老人なわけですよね?
肺炎球菌ワクチンだの認知症遅らせる薬だの何だの、老人を治し、老人を生かし、老人に果てしなく消費してもらうための医療サービスが重点的に開発されていくのは当然ですよね。なんたって購買層がでかいんだから。
国庫歳出の何%が老人用のサブスク医療に投下されているんだろうか。
だいたい今年なんて74才が230万人で20才が97万人ですよ??
彼らに投票券2枚わたしても絶対にこの政策*2には勝てないっすよ??
「歳食って体がきかなくなったら教える。そうなったら早く死にたいから、倒れても救急車は呼ばんでくれ、胃ろうも気管切開もお断り、そのまま死なせて頂戴」とLINEで委員長に頼んだら「わかった」と返ってきたのでひと安心www