晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

結論。コロナもVLPワクチンにすればよいとおもう。

友人Mのとこが一家4人コロナで全滅。

なんと家族全員がワクチン3回接種済みだと言うではないか。

 

あたしはワクチンでも薬でも何でも、そんな人工物は体に入れずに済むなら入れないで済ませるが吉だと思ってるから、コロナのワクチンなんて「mRNAなんて治験もなしで特例承認してろくにデータもないのによくみんな打つよなー」ぐらいで傍観してて、真面目に調べたことがなかった。

 

友人Mは40℃の熱が3日続き、パパに至っては後遺症で嗅覚障害と倦怠感がひどくて仕事もままならんらしい。

なんでこんな藪蛇が起きるのか、彼女が感染して初めて調べてみて驚いた。

 

  • 破傷風ワクチン「トキソイド」
    神経毒を生成しないようDNAを改変した菌を入れる。

     

  • 子宮頸癌ワクチン「VLPワクチン」
    ウイルスを形成するスパイク、マトリックスエンベロープという3つのたんぱく質を人工的に合成した「ウイルス様粒子(VLP)」を入れる。

     

  • コロナウイルスワクチン「mRNAワクチン」
    病原体ウイルス自体を生成するmRNAを入れる。mRNAがヒトの細胞を使ってスパイクタンパク質など自身を複製し、その中のスパイクタンパク質に対してヒトが抗原抗体反応を起こすことを期待する。

 

つまり、mRNAワクチン接種は自然感染するのと何も変わらない。ACE2発現細胞が腕に少なくて呼吸器粘膜に多いってだけで、スパイクPをヒトの細胞に作らせるウイルスの働きには何ひとつ差がない。

で、抗体ができれば万歳かっていうと非中和抗体の多い人は結局感染しやすいこと、スパイクPそのものに毒性があるってこと、を考えたら全然そうじゃない。

mRNAワクチンの特徴

  1. 自然感染の病原性とワクチン接種の病原性に差がない
    スパイクタンパク質の全体を抗原としているmRNAだから。

  2. スパイクタンパク質自体に毒性がある
    血管内皮細胞障害:
    新型コロナウイルスに感染した血管内皮細胞ではウイルスが細胞内から消失した後も多くの遺伝子発現に影響が及んでいることがわかりました。その影響は老化血管内皮細胞でより大きく、特に血栓の形成に関与する分子の遺伝子発現が強い影響を受けることがわかりました。

    血管内皮細胞には新型コロナウイルスSARS-CoV-2)のレセプターであるACE2が発現しており,スパイク蛋白と結合して炎症反応が誘発され,血栓が形成されます。そして,血管内皮の障害により血管壁のプロテオグリカンが露出して,PF-4と結合します。この複合体に対する自己抗体が産生され,抗体と複合体の結合物は血小板のFc受容体に結合し,血小板活性化と同時に血小板減少をきたすと考えられています2)。

    血栓
    ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン(ドイツ)のがん研究者Rolf Marschalekらは、スパイクタンパク質をコードするRNAが、ヒトの細胞内でいくつかに切断されてから、さまざまな組み合わせで再びつなぎ合わされることを明らかにした。生成物のそれぞれはスプライスバリアントと呼ばれ、そのいくつかはスパイクタンパク質を合成する鋳型となる。合成されたスパイクタンパク質は血中に侵入し、血管の内壁を覆う細胞の表面に結合する10。その部位にはSARS-CoV-2に感染した人の一部でも見られるような炎症反応が起こり、重症になると血栓が形成されることもある (2020年7月号「深まるコロナウイルス血栓症の謎」、2021年9月号「COVIDが脳にダメージを与える仕組み」参照)。

    東京大学医学部附属病院(以下、東大病院)に入院したCOVID-19患者(110名)から採取した血液内の循環血小板凝集塊を、マイクロ流体チップ上で高速流体イメージングにより大規模撮影し、取得した循環血小板凝集塊の画像ビッグデータを解析しました(図1、図2、図3)。その結果、驚くべきことに、全患者の約9割において、過剰な数の循環血小板凝集塊が存在することを世界で初めて発見しました(図4)。また、循環血小板凝集塊の出現頻度とCOVID-19患者の重症度、死亡率、呼吸状態、血管内皮機能障害の程度に強い相関があることを発見しました(図4、図5)。*1

  3. 抗原原罪
    容易に変異するコロナウイルスに対して、スパイク蛋白への抗体を誘導するワクチンを頻回に投与することは、短期的には効果があるように見えても、中長期的には効果が減弱するどころか、逆効果にすらなり得ます。この現象は抗原原罪(1)や抗体依存性感染増強(Antibody dependent enhancement: ADE)(2)と呼ばれ、従来からウイルス学や免疫学では良く知られてきたもので、世界中の誠実なウイルス学者や免疫学者が警鐘を鳴らし続けています。抗原原罪のためオミクロン変異体に対して有効なワクチンの導入は困難とも言われ(3)、現行のワクチンを接種し続けていると今後いつADEをきたすような変異体が現れてもおかしくはなく、接種すればするほど逆効果になる危険性が高まると考えます。

    「抗原原罪」とは、免疫系が最初に出会ったウイルスの印象を引きずり,後に微妙に変異したウイルスに対しても同じように反応する結果,最適な防御ができなくなるという理論です。
    ヒトの免疫系は通常多様性を有しており、一度罹患したウィルスや細菌に対して免疫を獲得するのはもちろん、似たような構造のウィルスや細菌に対しても、ある程度の免疫を発揮することが可能です。たとえば、結核菌にたいしてBCGを接種したヒトは、結核菌の親戚といわれる一部の非結核性抗酸菌に対しても免疫を獲得することが知られています(交差免疫)。この免疫の多様性によって、ヒトはウィルス変異にたいしてもある程度優位に対応できたと考えられますが、「同じワクチンを複数回接種するこによって免疫の固定化がおこり、将来的にウィルス変異に対応できなくなるのではないか」というのが「抗原原罪」の考え方です。

    多くの感染症は一度かかると終生にわたる免疫ができ,再び罹患することはない。だがインフルエンザは別だ。ウイルスが年々少しずつ変異し,免疫系の防御から逃れる。そして奇妙なことに,インフルエンザウイルスに対する免疫は年少の子供でピークに達した後に中年の人では低下し,高齢者になると再び上昇する傾向がある。免疫系が最初に出会ったウイルスの印象を引きずり,後に微妙に変異したウイルスに対しても同じように反応する結果,最適な防御ができなくなっているらしい。「抗原原罪」と呼ばれる現象だ。数理モデルを用いた近年の研究によって,この仮説を裏づける証拠が得られている。

  4. ADE 抗体依存性感染増強

    稀ではありますが、ワクチン接種によりウイルスに感染した時の症状が増強してしまう現象(ワクチン関連疾患増強)が起きることがあります。これには、免疫に関与する細胞のうち、Th2とよばれる細胞が優位にはたらくことや、ウイルスへの結合能を有するものの中和活性の低い抗体が、ウイルスの細胞内侵入を助長したり、複合体を形成して気道の炎症を引き起こしたりする等の機序が考えられています。

    COVID-19患者における感染増強抗体の解析を行った。競合阻害法によって、感染増強抗体が特異的に検出できることが判明した。そこで、COVID-19患者における感染増強抗体と中和抗体を測定し、その差を解析することにより、重症患者では感染増強抗体が高い傾向が認められた。また非感染者においても感染増強抗体を持っている人が存在することが判明した(図7)。従って、感染増強抗体を持っている人の感染やワクチン投与によって、感染増強抗体の産生が高まる可能性が考えられた。
    デング熱ウイルス
    Although antibody-dependent enhancement has been proposed as a mechanistic basis of the increased risk of severe dengue associated with a subsequent second dengue infection,19 and recent evidence from a longitudinal cohort study of natural dengue infection suggests an increased risk in the presence of low antibody titers,20 our study did not specifically investigate whether antibody-dependent enhancement, other pathogens, or host or environmental factors played a role.
    抗体依存性増強は、その後のデング熱2回目感染に伴う重症デング熱のリスク増加のメカニズムとして提案されており19、デング熱自然感染の縦断的コホート研究からの最近の証拠は、低い抗体価がある場合のリスク増加を示唆しているが20、我々の研究では、抗体依存性増強、他の病原体、宿主または環境要因が関与しているかどうかは特に調査されていない。

 

というわけで、普通に感染した方がマシなんじゃね的なお粗末な内容なので、結論としては1.の記事で村上康文◎東京理科大学名誉教授が言う


このような「スパイクタンパク質の全体」を抗原とすることにより、ワクチン接種者の中には抗体依存的感染増強(ADE)により重症化するという人が出てくる可能性が考えられます。実際、RNA型ウイルスの「デング熱」では、フィリピンで、200人以上の子供がワクチン接種後、ADEで死亡するという悲劇が起きています。

逆に受容体結合部位(RBD)のみ、いわば「はじっこだけ」を抗原としたワクチン、すなわち「組み換えタンパク質型」のワクチンは副反応が弱く、ADEがおきる可能性が低いものと考えられます。このようなワクチンは安全性が高いため、今後の主流になる可能性が高いと考えます。

 

でおわり。しかしこの記事1年前なのに、いまだにオミクロンどころかいつの型のスパイクPつくるmRNAかってみんなわかってて正気で打ってんのかね?アメリカに余り物押し付けられたとか言う人が出て来るのわかるわ。

まあVLPになってもあたしゃ打ちませんけどね。いくら感染性が高くてもこんなに病原性が低い=かかっても死なないうちは打たない。今はエボラや狂犬病みたいなおそろしいものではない。接触=感染=発症=死亡じゃない。

 

ワクチン打って感染して、そのあとばっちり自然感染もするのに、ワクチン打つ人って何を期待してるんだろうか。

 

 

*1:これは接種済の未感染者、未接種の感染者でもやってほしい。