晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

ぐぐぐぐ。

私「・・・誰も見てなかったら、キャッシャー行かないでポケットに入れちゃうんだ?」
委「・・・」
私「スーパーの物を勝手に取らないのは、みんながいるからなんだ?」
委「・・・違う」
私「あのねえ、物やサービスの代わりに金員を支払うっていうのは、貨幣経済の基本的なルールなんですよ!ルール!!決め事なの!誰でも勝手に物とってっていいんだったら、キャッシャーにいてお仕事してる人に誰がどうやってお給料を払うんですか???!!!!」
委「・・・(長すぎてわからなかった)」
私「じゃああなたの留守に、Kちゃんを家に呼んであなたのおもちゃをいくつか持って帰ってもらいます」
委「ダメ!!!」
私「どうしてダメなの?」
委「ダメ。悲しいから」
私「自分のおもちゃはダメで、Kくんのおもちゃはいいわけ?」
委「・・・ダメ」
私「そういう堂々巡りを検証してる暇がないから、そんな時間がもったいないから、こんな明確なルールがあるのよ!!!」
委「わかった」
私「何がわかった!?」
委「もうしません」
私「もうしませんじゃなくて何がわかったのかって聞いてるの!!」
委「ルールだから」
私「ルールだからです。さて、ルールを破るとどうなるでしょう?」
委「・・・どうなるの?」
私「警察です」
委「ヤダ!!!警察ヤダ!!!」
私「だって窃盗罪だから。人を蹴ったら傷害罪で人を嘲ったら侮辱罪だから。ウソついたら偽証罪だから」
委「ヤダーーーーーーーー警察ヤダーーーーーーー」
私「だからダメだってわかってるからウソついたんでしょう?窃盗罪を隠すために。あたしこないだ言ったでしょう?警察に行くような人はその前にたくさんウソついてるものだって。あんたそれとおんなじ。まるっきり予想通り。警察に行きます」
委「ヤダーーーーーーーーーーーー」
私「警察に行ったらもう会えないね。ルールだから仕方ないけど、がんばってね」
委「いかない」
私「行きたくなくてもほら、そこに警察がいる*1から」
委「イヤだ」
私「イヤならしないことね」
委「わかった。もうしません」
私「だから何がわかったのよ?何をもうしないのよ?」
委「え・・・もう勝手に取らないです」

*1:その友人宅は某大使館に近くて警官が必ず警備で立っている