晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

おかしい。

何かおかしい。あたしは芋掘りの絵を書いていたとき、畑に貼り付けたとき、確かに楽しかったはずだ。苦しくはなかった。褒められて更に楽しかった。
とある幼稚園のサイトで、社会性を育む、というくだりを発見。さあさあ掘り下げますよ。
社会性って何ですか。三十路に入ってもう何年にもなるあたくしですが、社会性の意味なんかさっぱりわからなくなってしまいました。
友人Kは、入試に臨むにあたって「パールが何個ついたネックレスにするか」を真剣に悩んでいます。もちろんその悩みは本物だし、パールも当然本物でしょう。親を見れば子がわかるといいますが、パールの個数まで入念に考える親の子であれば、間違いないということなのでしょうか。無論あたしは、その友人の悩みをあほらしいと思ってはいません。それが悩みになってしまうような受験を乗り越えた先で育まれる社会性って、一体何なのでしょうか。いよいよわかりません。それがわからないということが実にあほらしいと思う。