晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

「必要最低限しか話しかけないで」

と委員長が言った。

必要最低限の義務を果たさない男がだ、必要最低限の義務をあたしに要求すると来たもんだ。寝言は寝て言えよこのクソガキ!!!と怒鳴りたいのをぐっとこらえた。

 

あたしが最近の罪業を言えば「いつまでひきずってんの?」とか言っちゃうくせに、自分がされたことなら10年前の話でも繰り返す。

 

放っておけ、と父Yは言うし、言ってもしかたないんじゃない自覚がないうちは、と大臣は言う。

ほーほーそうですかーーーーーーーーーーーーーそれで学校から電話がかかってきてアレも出てないコレも出てないソレはどうなってますかと畳みかけられて、そしたらその対応つーのはあたしがやるんですのよね?

自分がコミットしてないからそんなことが言えるんだっつの!!!!放置しても自分は恥かかないで涼しい顔でいられるからだ。これから学校から電話かかってきたら大臣に転送しようかな。そしたら少しはこのバカバカしさが理解されるかもしれない。