晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

そういえば今朝、本棚が倒れた事故のニュース

で、ブックオフコーポレーションの設備担当氏による、虫唾鳥肌系の説明を見させていただきました。
「棚はこの金具で・・・このように固定させて頂いております」
「逆T字型に・・・このように・・・させていただいております」
朝からもうキモくて、ぐったりさせていただきました。またこのキモい説明を、字幕にそのまんま入れてるのもかなりげんなりとさせていただきましたし。
敬語じゃありませんのよこれ。丁寧語でも謙譲語でもない。日本語わかんない人間の魔法のゴマカシだと言わせていただきたい。
「やらせていただきます」「行かせていただきました」「見させていただいて」なんかを頻発する人って、適当にごまかしてる*1自覚あるのかな。ない?あるよね?
こういう珍妙な表現に違和感がないのには人それぞれの事情*2があるだろうけど、あたくしがもしブックオフの社長でこれのオンエアを見させていただいてたら、「させていただく」という表現の禁止令を出させていただきますね。たったこれだけのフレーズで、あたくしのような一介のオバチャンにバカにされちゃたまりませんと言わせていただくために。



問題:上述の文中で「させていただく」の用法として正しい部分を抜き出しなさい。配点100。

*1:やる、はそもそもが敬語じゃないし、行くの謙譲は参ります、見るの謙譲は拝見する。

*2:敬語なんか知らない、敬語なんかどうでもいいとか、これが敬語だと信じてる、とか。