晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

とにかく片付けなければ、大臣に刺される。

みっちり1時間半、磨き続けましたね。
こんなところまで?っていうくらい、赤ワインまみれで。
シャンパンだったら白で造ればよかったのに!と思ったあなた、ハイ正解です。あたくしもそう思いました。でもね、白ブドウの糖度の高いジュースってそのへんに売ってないんですよ。ぎりぎり日進に薄めて飲む用のシロップがあるぐらいで、それだって白ブドウは常備じゃないの。
で赤ワインの香りを纏ったあたくしは、メラミンのスポンジに食器洗剤つけて天井こすりながら、
「まあでもこんな悲劇を繰り返す前提で白ブドウを買うのもどうかと思う」とか、
「あたしは一体どうするべきだったんだろう」とか、
「いくら近眼の大臣でもこれは絶対に気づくね」とか、
「敗因はやっぱり、イースト入れすぎだな」とか、
「あとボトルにぎりぎりジュース入れすぎ」とか、
ものすごく冷静に分析してたわけですよ。