晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

久々に読売の人生案内を見る(暇だから)。

http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/danjo/20061111sy31.htm
は結構よくできた回答。自分で考えなさいよと突き放していて大変よろしい。
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20061114sy41.htm
は「なんじゃぁこりゃああああああ!!」と驚いてしまった回答。

 あなたがこれまでの自分の人生を否定的にとらえていることが、若輩で申し訳ないのですが、私には気になりました。生きたくとも80歳まで生きられない人は、たくさんいます。100歳まで生きられるというなら生きるべきではないでしょうか。死を自分で決めてはいけません。目や耳は誰でも年とともに衰えてきます。散歩が楽しみというあなたは、足がしっかりしているのですから、方々歩いて、一人でも多くの人と出会ってください。

全部アレだけど最後の節が特にアレです。そして最後の文が最高にアレ。
あたしがこの人生を生きた80歳なら、こう考える。「色々あって疲れてきて、目も耳も不自由な私にこれ以上どう人と出会って何を話せと?」
この作家先生には思いやりの心がないんですねえ。自分の目も耳も達者でこの80歳のような人生を生きていないわけだからその死にたい悩みなんかわかるわけがない?まさか自分が80歳になって過去を思い起こすとき否定的になるはずがない?