晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

委員長、凝視。

なぜならその女性2人組のうち1人が、もうこれは歩けないんじゃないかというぐらいの巨体だったからだ。こうなると歳もわからない。20代の娘と40代の母といった感じだが、母は格別肥満というわけでもない。とにかく、左に座った委員長にあたしが顔を向けていると必然視界に入るし、委員長が凝視している限り彼の視界にあたしの持っているスプーンは入らない。