晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

「あれはわかってたんだな」

と結論したわけです。ということは、だ。
わかってたんなら、やっぱ彼女なりの心積もりがあってそれを放置したまま学校に行こうとしていたことになるわけだし、ますますあたしのしたことはただのおせっかいになるはずだし、今回の実験が「おせっかいなおばさんと素直に礼を言う女子高生」の図柄に納まってしまったことは、意外中の意外。
しかも、礼を期待しない善意の表出の実験のはずだったのが礼を言われてしまったがために、自己満足どころか疑問が増えてしまって困りに困っています。