晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

たまたまあたくしは安全ピンの小さいのを持っていたので、

それを手に持ち、彼女の横にクルマを寄せて窓越しに突き出し
「ねえねえ、スカートの裾がね、ほつれてるんだけど、これ使って?」
と、結構な勇気を出して言ってみました。実験の恐怖もあるので微笑みもでない。
「ざけんなババアうっせーんだよ」
「知ってんだよそんなこと。うざいこと言ってんじゃねえ」
と怒鳴られるかもしれないことを覚悟の上で。