晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

もうどうすればいいのか考えてたら本当の本当に苦しくなりました。

「あのねえ。ちょっと教えてほしいんでえすけど。どうして隠さなきゃなんないの?」
「だってボクが帰った後、みんながあれで遊んじゃうから」
「あんたが遊んで、みんなが遊んじゃいけないんだ。ふーん。どうしてそうなるのか、詳しく教えてちょうだい」
「・・・わかんない」
「自分でもわからないことをやってていいわけ?わかんないままでもいいからやりたいわけ?」
「・・・ヤダ」
「じゃああたしもそんな隠すなんてこと、ヤダ。だから掘り返してみんなに渡してくる」
「ヤダーーーーーーー!!!!」
「じゃあ考えなさいよ。なくした人がおもちゃ探しにきたらどうなるか。今までみんなで遊んでたのにあんたと一緒におもちゃもなくなったら、残って遊ぶ友達がどうなるか。誰がどう思うかじゃなくて、物理的にどうなるかよーっく考えなさい」
「物理的ってなに」
「物がどう動くかってこと。誰が何を思うかじゃなくて、あんたが隠したら物理的にそれは『見えない』ものになるってこと」