晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

のを大臣に話したら、「断ってくれない?」と来たもんだ。

「どうしてその彼を泊める義理があるの?」
「別に義理はないけど、場所も便利だし学生なんだし宿代節約できて嬉しいじゃないの。」
「僕は嬉しくないね。全然知らない人が家に泊まるなんていやだね。」
「たまったまあなたが知らないってだけで、知ってる人はずっと知ってるわけだし、彼にしてみたってうちは全然しらない家なんだからそりゃ恐る恐る来るでしょうよ。煮て食われるかもしれないと思って遠慮してたのかもしれないじゃない。」
「だって全然知らない人だよ。英会話で世話になったって言ってもそれはビジネスでしょう。」
「そうだよ。気のいい若者よ。同じ泊まるなら成田に少しでも近い方がいいでしょうよって言ったの。何?外人だからイヤなの?男だからイヤなの?知ってる人っていうのは、何年以上を言うわけ?」
「両方だね。まず第一に泊める義理なんかない。そんなの親切でもなんでもない。10年付き合いがあるならともかく、知らない人なんて危険だよ」
「は!!危険?殺されたりするの?強盗するわけ?金目のものなんかうちのどこにあるのよ。何が心配なわけ?」
「知らない人を泊めるのは危険だよ。普通そういうものだよ」