きのふまた身を投げんと思ひて
利根川のほとりをさまよひしが
水の流れはやくして
わがなげきせきとむるすべもなければ
おめおめと生きながらへて
今日もまた河原に来り石投げてあそびくらしつ
きのふけふ
ある甲斐もなきわが身をばかくばかりいとしと思ふうれしさ
たれかは殺すとするものぞ
抱きしめて抱きしめてこそ泣くべかりけれ
当時自虐的に愛していた詩、萩原朔太郎。それまでも読んでたけど、この詩には気づかなかった。突然目に入った。そして泣きましたよ。
鬱で苦しんでる人で、これ読んで泣かない人はいないとおもう。