晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

2006-04-19から1日間の記事一覧

お金で買えるものがありすぎると、

お金で買えないものとその価値がわからなくなるらしい。 だからあたしは、金員の対価として得られるものはすべて、重要じゃないと思う。

「あたし、明日までに3億円なんて用意できない。うちのダンナはスゴイと思う」

そうか。やっぱりそうなのか。 葬式に10人も来ないであろう守銭奴の価値観は、ある意味確かにスゴイけどさ。お金があってなおかつ性格がいい人かて仰山いてはります。 成功するにつれじわじわと病んだ傲慢男と結婚した彼女には、無事金満病が感染しており、…

あんたが死んでも葬式には10人も来るまい。

築地本願寺の葬儀に10万人も並んだあのギタリスト*1だって、明日までに3億円なんか用意できなかったはずだ。だからさ、彼にはそんなものじゃなくて「違う何かがあるから」葬儀に10万人も来たんだよこのばかたれ。 が、彼女は本当に感動した風でこう言った。…

おーまーえーはーあーほーかー?

できるわけないでしょう?できない人間にそんなこと聞いて、NOって言わせて何が楽しいの???自分なら3億出せるから、何でもできると思ってるわけ?と我々友人一同激怒で退散。

「明日まで現金で3億用意しろって言われたら、お前らできるか?」

という質問。

「男の価値はカネだ」

という信条。いや信条がカネってのは別にいいよ。そんなもの個人の自由だし。だけどそれが言葉の節々っつーか全部に表れて、とてつもなく不愉快。激しく挑戦的。自分に「カネで」できないことはないと思っている。まあ、最近のことではないので忘れてしまい…

我々友人一同は

たびたび豪華なご自宅に招かれ、高そうな*1ワインだの何だのをご馳走になったりしましたが、もう最近はとんとご無沙汰です。 結局、「彼女には会いたいけどあのダンナはいらないの。曲者だから」という結論に至る。彼はとんでもない億万長者なため、日々会社…

友人Sは、たいそうな億万長者と結婚しました。

彼女自身はぽわーんとしたかわいい子*1なんだけど、どういうわけかこのご主人というのが、ものすごい曲者。ええとこの坊々というわけではなくて、自分一代で不動産的に大成功した人。 *1:ショーモデル。本当に長身で小顔