資本主義市場の格差拡大なんて、ギャンブルに狂奔してぽしゃったアメリカの投資銀行や、ぽしゃる寸前の今の中国を見れば、うちのミズタマハゼにもわかる話だと思う。でもあたしの名前で出したらすぐ絶版wwww権威への服従。てことは行動心理学だよね。中身は経済学かもしれないけど。
ちょっと見回せばすぐ客観的価値の判断がつくことに、仰々しい何かの付加価値を与えて、恭しいパッケージにして、競合製品よりも大胆な値段つけて置いたら売れる、ってことがどっかに書いてあったような気がする。「価格の心理学」か。
再分配って市民への直接的な福利厚生?それとも公共投資のこと言ってんのかしら。この本もしかして赤いのかも。
- 作者: カレル・ヴァン・ウォルフレン,井上実
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/03/10
- メディア: 新書
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この本には、財政緊縮は経済を失速させて税収を落とすから愚の骨頂だ、と書いてある。未だかつて成功したためしがないと。
戦後経済は製造業とサービス業が興してきたものを、投資に狂った金融が想像し得なかった規模にまで加熱して、ギャンブルやりすぎて破綻したのに大きすぎてつぶせなかった。つぶすと大騒ぎになるからじゃなくて、規模が大きすぎて政府すら手が出せないんだとさ。
その大きすぎる投機ギャンブラーは、うちのバリスネリアにはびこるアオミドロそのものだ。取りたくても取れない。万遍なくはりついていて、本当に一掃したかったら根を抜いて葉の表面を傷つける覚悟で歯ブラシをかけなきゃならない。それは現実的じゃないから、長すぎるのだけ取って放置。アオミドロだって一応酸素出すけど、でもバリスネリアの日照権を著しく侵害している。バリスネリアは弱っていく。
金イコール権力。金持ちが国を動かす。1%の金持ちが40%の富をがっつり抱え込みたいから、99%にとって有利な政策が出てくるわけがない。財政緊縮もあいまって、インフラ公共サービスを通した再分配なんて当然ない。主にアメリカについて書いてあるんだけど、あたしゃこれそのまんま中国のことだと思う。
どんな桃源郷が書いてあるのかちょっと興味あるけど、平積みになってるんならそのうち中古市場になだれ込んでくるでしょう。6千円もあったらあたしはリフジウム作りたいんだった。