- 作者: 周勍,廖建龍
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2007/09/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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髪の毛から醤油とか、廃油リサイクルで食用油とか、最近知った話以外にも実に多くの、ムチャクチャな話がてんこもり。いたるところ病人だらけじゃないの?福利厚生ってあるの?まあ、普通に働ける国民の数には困ってないし、貧乏な病人は死ねば?ってことなんだろうね。
何がすごいってこの筆者、天安門事件の生き残りなんだって!生き証人だ。
どうして中国ってこういう、良心も良識もないような事件をしょっちゅう起こすのかとっても不思議だったんだけど、これ読んでわかったここにも書いてあった。文革と天安門とあと法輪功の弾圧とで、普通に良心と良識がある中国人は消されて、存在しないんだって。なるほどねえ・・
- 作者: 呉善花
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/09/19
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呉さんの名前はよく知ってるけど初めてちゃんと読んだ。学校で漢字教育が始まって2年でいきなり止まった、その国粋主義時代をリアルに知ってる人。
韓国が「なぜ」漢字をやめたのかについては詳述されてないけど、漢字やめたせいで「どう」悪くなったのかが書かれてる。興味深い。同音異義語にとっても弱いみたい。
漢字難しいけど、表意文字だから便利なのにね。遣ってたんだし、音は浸透してるんだし、戻せばいいのに。
- 作者: 勢古浩爾
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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渡辺淳一がこきおろされていたので+中村うさぎが肯定されていたので、賛成。ついでに五木寛之も馬鹿の箱に入れておいてほしかった!
そういえば、シルクドソレイユが北京公演で、戦車の隊列に立ちはだかる男の写真を数秒間上映したっていうけど、たった数秒で、北京の人はあれの意味わかったの?
「米同時多発テロでのビル倒壊の画像を公演で使ったら米国民はどう思うのか? おろかなフランス系カナダ人!」
バカだねーー
同時多発テロはみんな知ってるからね。
天安門事件を知らない人があの画像を初めて見るのとは、お話が違うよね。