晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

ああ3月になってしまった。

あと40年生きているかどうか怪しい。
いや体だけが生きていてもしかたがない。意識清明であと40年。どうかな。怪しいな。あと400年生きて色々変わる様を見られたら本当に楽しいだろうに。40年すらむつかしい。
雪が降ってくるのを見るのは楽しい。落ち着く。雨も、雪ほどじゃないけど、なんかこう「雨なんだし静かにしましょうかね」的な、沈静化した感じがして、それで、とても落ち着いてくる。
雪は雨よりも落ちて来るのがさらに遅くて、一粒が落ちるまでをじっと見ることができるから、絶え間なく落ちて来るそれをみつめて、落ちて、そしてまた上を見てひとつを追いかけて、を繰り返してると、神秘的なその成り行きに時間を忘れる。いや忘れちゃいけない。あと40年あるかどうか怪しい自分の時間を忘れちゃいけないんだけど。

オセロの黒いのが裁判で立ち退きがどうのこうのなんてどうでもいいことをトップに持ってくるテレビはいらない。ムチャクチャどうでもいい。TIME見たら、そんなドタバタを見てる時間も大切な自分の命を削ってるのに、と思う。40年は行けるかもしれない。でも50年はどうだろう。
4000年くれるっていう悪魔が来たら喜んで魂全部売るよね。あたしの魂にそんな価値があるならだ。でも人間はこれ以上蔓延っちゃいけないんだよね。って考えてても考えてなくても、どうせ死ぬんだけど。でも死にたくないなあ。
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