晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

夜、委員長が首を傾げて言う。

「ママが手紙書いてくれたんだよね?」
「そうよー頑張ったわよ。外国語」
「何語?」
「英語じゃなくて、えっとー、デンマーク語だったかグリーンランド語だったか忘れたけど、とにかく知らない外国語で苦労したんだから」
「でも電話のアプリでそういう翻訳のあるよね?」
「あるある。使った使った」
「でもサンタはどうやって日本の物を準備したんだろう?」
「えーそれはやっぱりフランチャイジーでうまく回してるんじゃないの?」
「フランチャイジー?」
「だってー忙しくて1人じゃ回りきれないでしょー、契約してるのよ各国のサンタクロースと。多分クローンだと思うんだけど」
「そっかーそうだよねきっとクローンだよね」