晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

ラディゲ肉体の悪魔を読了。

完璧に忘れてたおかげでおもしろかった。最後のオチに記憶がかするまで初見だと真剣に思ってた。
一粒で二度美味しい海馬を持つあたくしは本当に幸せ者だと思う。
ストーリーはひたすら陳腐なだけなんだけど、未成年が書いた不倫小説だってことと、20世紀初頭のパリで既に牛乳配達が普及しているらしいことには驚いた。
きっと5年後ぐらいにまた初見なつもりで読んで、同じことに驚くんだろうなと思う。