ところで神はいつからいるんだろう。
神がいずこにおわしますのかは、信者でもないあたしには知りえませんが、中東の人々にはぜひ一度、改めて、その神にその約束について確認してほしい。約束が果たされるためには地に血が流されてもよろしいですねと。
そこに見える星々は、ずっとそこにあるわけじゃない。あたしは最近生まれてあたしになったんだけど、星々も過去の「ある時点から」そこに星として有る。あたしも星ももうじきなくなる。人間の一生なんて短すぎて、何百億年なんて尺で物を見ることはできないけど、考えることはできるじゃないか!どうしてこんな自明の理を無視するんだ。何かを納得させたいときに宗教や占いや前世を持ち出す人々がいたら、全力で逃げよう。
そもそも人口なんてこの200年で7倍になってんだから、輪廻転生しようにも魂が足りません。「善い行いをした者には善い来世が与えられる、悪い行いをした者は生まれ変わることができない、それで魂は釣り合う」って話なら、ブライアン・ワイスの前世療法がよい解毒剤になりますよ。しゃらくせえ。
あたしがガザにいたらエジプトに逃げるか、殉教するか。同じ死ぬなら敵に撃たれてじゃなくて自爆テロでと思うだろう、と思う。ひどい白リン弾がたくさん落ちて、大勢の人が死んでいって、子供たちもたくさん殺されて、戦争はひどい、戦争は人殺し。でも増えてるの。恐ろしい勢いで増えてんのよ。おかしくない?いやもう変。絶対変。
ケリーさんがエジプト入りして体よく停戦としたところで、どうせまたテロ仕掛けられるんだということがこの本読んでてわかった。
アメリカは軍需国家だし、ロシアは資源豊富だし、中国は13億総中華思想だし、ムリ。戦争はなくならない。問題は神やSFじゃない。あたしはバカだ。