晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

起きたら午後3時だった。

子供は母に拉致られてどこかに行っているようだった。あたしはその時、カインを読んでいる真っ最中で、「ああ精神的に親を殺せというのは、こういうことなんだ」と解釈した。躾と機嫌をまったく均一に混同してあたしを怒鳴りつづけてきた母親。もういらない。死んだことにしよう。