晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

尖閣諸島を背負うハムスターだから名前は尖太郎。

尖太郎と栗

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尖太郎とにんじん

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にんじんは飲み物です

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手で捉まれてもにんじん

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背中が丸くておにぎりみたい…言うほど尖閣諸島でもないかな

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おせちに入ってたお米もぐもぐ

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野菜も食べる

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まだ小さい

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来てすぐ。生後2か月くらい?

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脱走中

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足より金〇が長いってどういうこっちゃ

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6月21日。

火曜日の夜、顧問が「尖太郎の目がおかしいよ?」と気づいた。

 

 

6月22日。

木曜の夜、まったく目が閉じられないで結膜炎どころか破れてるんじゃないかという状態。目に原因があるようには見えない。

 

 

6月23日。

金曜日病院に連れていこうとしたら、予約のみですと言われ。

顧問には「尖太郎は明日の朝、もしかしたら治ってるかもしれないし、もしかしたら死んでるかもしれない。小さい動物だから、わからない」と言って聞かせる。

 

 

6月24日。

土曜の朝、獣医師に「もうちょうど2年なんですね。よく頑張りましたね」と言われて驚天動地。

えっ?

3歳じゃなかったの???

「いや体の大きさとかじゃなくて、ハムスターはやっぱり1年半から2年なんですねえ」

「恐らく脳腫瘍かなと思います」

脳から圧されて目がこうなったの?

お腹にできれば膨れるだけだったのに、頭の中がそんなことになるなんて。かわいそう。

 

点滴つか皮下注射うって、シリンジに入った餌もらって、目薬もらって。

明日また来てくださいって言われたけど、うーん。

輸液したし、消化器は元気だから、シリンジから餌も食べる。でも、病院から帰ったら眠ってて、いつもどおり夜起きたら、もうまっすぐ歩けなくなってた。三半規管に来たっぽかった。

てか脳腫瘍ってそんないきなり大きくなるもの??何かどこか、切れてるんじゃない??

顧問が「尖太郎が死んじゃう」と言っておんおん泣きます。

 

 

6月25日。

日曜の朝、また連れていった。

ステロイド抗生物質の皮下注射。

レントゲン撮る?って聞かれて、撮ったけど、やんない方がよかったかもしれないと思った。撮ったところで手術の適応でもないわけだし、尖太郎喋れないからただ斜めにもがいてるだけだけど、多分頭が割れそうに痛いんだよ。

 

待ち時間に、FacebookのCOO?がご主人を亡くして、という記事を読んでた。それまでは夜寝るときは明日の予定を確認してたけど、それからは「今日あったいいこと3つ」を考えて寝るというのをやるようにした、っていう話とか。

普段はこういう説教臭い話キライなんだけど、尖太郎は死にそうだし動物病院も病気の犬猫ばっかりだしで、なんか泣けてきた。

 

 

夜、尖太郎はもう歩けなくて。

動くとしてもその場でぐるぐる回転するだけになってしまった。

シリンジで水を飲ませたいけど、頭の中がそんなじゃ誤嚥もしそうだし、眠ってるなら起こすと頭痛いだろうから、眠らせておこう。

顧問に「もう明日の朝死んじゃってるかもしれないけど、尖太郎はもうおじいちゃんだから、しかたがないんだよ」

 

 

6月26日。

月曜の朝。

会社行くまえにお水飲ませようとして、家の箱ごと取り出した。手に載せようとしたらきっと、逃げようとしてぐるぐるしてもかわいそうだと思って。

そしたらシリンジから10ml飲んだぐらいのときに、いつもひくひくしてるヒゲが止まった。

死んじゃった?

死んじゃった。

手に載せても、きっと逃げる元気なんかなかった。

ちょうど顧問が、大臣と一緒に学校行こうとしてるときだった。

顧問はおんおん泣きながら出かけていきました。

 

 

6月27日。

火曜日の夜。

かごのなかの、コーヒー豆入ってた筒の家で眠ってる尖太郎。

「尖太郎をこのままこうしておくことはできないのは、わかる?」

といって、委員長立ち合いのもとリンゴの木の根元に埋めました。大臣は不参列(そこでコーヒー飲んでた)。

 

 

6月28日。

水曜日の夜。

帰宅したら、「リンゴの木の根元を掘って尖太郎の顔が見えるようにしてそこで絵本を読み聞かせていたらしい顧問」が寝てるのを発見。なんつー絵だ('A‘)

 

尖太郎がいないと、料理中に「にんじんあるよー」「れたすあるよー」と持っていくことがなくて、つまらない。

 

 

7月2日。

日曜日、目黒のコジマに行って新生・尖太郎を買ってきた!

でも1か月ちょっとのすごく小さい子で、とにかく全然人に慣れてなくて、つまらない。くしゃみしただけで逃げ帰る。委員長とあたしは噛まれたけど、顧問はまだ噛まれてない。

なつくだろうか?っていっても尖太郎も別に懐いていたわけじゃなくて、怖がらなかったってだけだしね。

 

7月某日。

コバエが飛んできた。

えいっ

と潰そうとしたら顧問から「ダメ!尖太郎の生まれ変わりかもしれないから!」とストップがかかった。

2人でコバエを凝視。

「なんか歩き方が尖太郎に似てるね!」

「そうだね…」

コバエだと思います…。