晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

麻生さんをコケにした外国人記者を日本の検察が名誉棄損の罪で起訴したら、どうなるんでしょう。

 朝鮮日報は、検察の起訴理由を、「加藤前支局長の記事は客観的な事実と異なり、その虚偽の事実をもって大統領の名誉を傷つけた。取材の根拠を示せなかった上、長い特派員生活で韓国の事情を分かっていながら、謝罪や反省の意思を示さなかったという点を考慮した」と説明。しかし、自社の記事が、加藤氏の引用元になっていることには、全く触れていない

 中央日報も、「証券街の情報誌など信頼できない資料のほかに取材の根拠を提示できない点」が起訴理由のひとつだと報じているが、朝鮮日報の名前は出していない。英字紙コリア・タイムズは少し踏み込み、記事が証券街と「影響力ある韓国紙」の噂に言及したと報じているが、具体的新聞名は伏せている

 

 

ほほー。審理でも元ネタなかったことにできるんかいな。

 

 

もし。

麻生さんをこのようにけちょんけちょんにコキ下ろした外国の新聞記者を、日本の検察が名誉棄損だ!と起訴したりなんかして、それで元ネタの新聞名をだーれも書かないなんてことになったら、、、嗚呼想像するだにキモい。ありえない。日本じゃない。

 

 

 

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 「ナチス改憲発言」で公憤を買っている麻生太郎副総理兼財務相は笑える人だ。
今年9月に73歳になる麻生氏は笑うとちゃめっ気たっぷりの表情になる。2008年9月、
麻生氏が首相に就任する前のことだ。番組で「英語が得意だ」と言って司会者に英語で 話し掛けた。米国スタンフォード大学と英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに留学後、 家業の麻生セメント(現・株式会社麻生)代表に就任、海外で事業を行ったと胸を張る。
1976年にはクレー射撃日本代表としてモントリオール五輪に出場した。しかし、麻生氏の 英語は番組で自慢するレベルではなかった。内心「本当に神経が太い人だな」と思った。

 英語の得意な政治家という位置付けになった麻生氏は、首相在任中だった09年2月に
英語で「やらかして」しまった。オバマ米大統領との首脳会談で、麻生氏は日本語の通訳をよそに英語でやり取りした。オバマ大統領が日米同盟を強調すると、麻生氏は英語で「日本 と米国は共に立ち上がるべき」と言ったという。しかし、ホワイトハウスの発言録には「聞き取れ なかった」と記録されている。恥だ。米国人が聞き取れない英語で首脳会談をした日本の 首相。日本の国益を損ね、世界の人々を笑わせたのは事実だった。

 麻生氏が笑いを提供したもう一つのエピソードは漢字だった。日本人でも漢字を読み違えることはあるが、麻生氏は公の場で、それも何度も読み違えている。国会で「踏襲(とうしゅう)」 を「ふしゅう」、母校の学習院大学では「頻繁(ひんぱん)」を「はんざつ」と読んだ。「日本語を知らない首相だ」と非難が殺到したが、麻生氏は「読み間違い」「勘違い」と軽く受け流した。
麻生氏のことがあったためか翌年の漢字能力検定試験は受験者が増加したという。

 このようにこっけいで神経が太い麻生氏は、1週間に漫画を10冊以上読む無類の漫画好きだ。麻生氏の秘書は今も漫画雑誌が発売されると車に置いておくという。移動中の車中で読むのも漫画だ。米国留学中も母親が送ってくれる日本の漫画雑誌2冊を定期購読していた。

 06年9月に東京・秋葉原で行われた自民党総裁候補遊説で、麻生氏は次のような要旨
の話をした。

 「(アルジェリア出身でフランス国籍のサッカー選手)ジダンらは子どものころ、サッカー漫画『キャプテン翼』(中近東では『キャプテン・マージト』)を読んでサッカーを始めた。イラクに派遣された自衛隊が攻撃されないのは、(自衛隊の)給水車に『キャプテン翼』のロゴマークを貼ったからだ」

 日本の漫画に対する麻生氏の誇りについてまでは何も言えないが、漫画のロゴマークを付けたから自衛隊は攻撃されないという、その「漫画のような世界観」は驚きそのものだった。

 常識を超えた「漫画的想像力」は新たな発明につながり、雇用や経済効果を創出する場合もある。芸術も漫画と結び付いて新たな地平を開くことがある。しかし、麻生氏のように漫画的世界観で歴史を見るから「ナチス改憲」のような妄言が飛び出す。麻生氏の英語や漢字の「やらかし」などは笑ってやり過ごせばそれで終わりだが、厳かな歴史問題を漫画のようにこっけいに考えるその世界観には嫌悪感を覚える。麻生氏は日本政界のナンバー2だ。
今後は麻生氏が何かおかしな言動をしても世界の人々は笑えなくなった。

政治部= 鄭佑相(チョン・ウサン)次長
朝鮮日報朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/10/2013081000778.html