晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

友人J+子2人遊びにくる。

子供がどーのこーのいう話一切なしで議論可能な、希少な友人のひとりJ。子ら計4人でMinecraftに興じ、我々は社会心理学とかアジアの近現代史で盛り上がる。

 

共通の知人Zは、歩くFacebook誰と誰が友達でどこそこの会社でご主人が同僚同士でー、アタシは誰ソレとどこそこで知り合って、こないだも誰ソレと一緒に前何々ってお店だったんだけど今何々ってお店になってそこでランチしてたらーみたいな、くっだらない人脈とローカル情報だけで前頭葉が埋まってる。

こないだ友人Rにちらっと、そのリアルFacebookが絡んだ話になったから「あーごめん、ああいうの無理」と暴露。すると彼女は「でもあれは親切心だから」と。

あたしは!あたしは核型の転座タイプとか航空機事故原因とか寄生虫の中間宿主とか神経毒の作用機序について考えるのがダイスキなんだけど、

「そんな不気味な話ふつう誰も好きじゃないってわかってるから自重してるのに、彼女はああいう話ばっかりぐりぐり押し付けてきて相手の反応を一切省みない。あたしの目を見て!この死ぬほどつまらなそうに散大してる瞳孔を見て!って心中叫んでるのに。あの人あたしと同じマイノリティのくせに無自覚だからキライ

と言ったら、彼女も最初に話したときにはガツンとやられたんだそうだ。ご主人の仕事や家の履歴を調査会社でも入れたの?!ぐらいに仔細に語られて、この人とは個人的な話をしないでおこう!と警戒してる由。賢明な選択だ。

 

という話を友人Jとも共有しておこうと思ったのに、特定秘密保護法案や行政の福利厚生政策について話が長引いて、しゃべるの忘れた。