晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

ごちそうさんのゆずの主題歌「雨のち晴レルヤ」のサビ「どんなー、君でもー、あいしーてーいーるー」のところで中村玉緒が

「ほんまでっかーwww」と合いの手を入れてる夢を見た。音だけの夢!これはすごいwwww

 

この歌をもう覚えちゃって、鼻歌うたってる委員長を検査してみた。

母「ねえその歌さー、どんな~♪ 君でも~♪、って一体どういうこと言ってるんだと思う?」

委「それはやっぱり、君が歳をとっても、とか、病気になってもとか、どんなふうになっても僕は愛してるよってことじゃないの」

母「・・・ほんまでっか~www

委「えー違うの?」

母「いや例えばさ、君が僕の腹を殴りつけても?君が僕のケータイを折っても?君が僕の財布を盗んで勝手に借金作っても?」

委「いやーwwそれはダメでしょww」

母「だよねーーーwwでもなんでそれはダメなの?」

 

 

「どんな君でも」っていうのはつまり「皆が呆れ返るほど我がままな君でも」「仕事でミスってくじけそうになった君でも」「病気で僕に迷惑をかけるようになった君でも」であって、決して「出世して海外転勤の辞令が出て僕を見捨てようとしている君でも」とか「莫大な遺産が転がり込んだからって僕と別れようとしている君でも」じゃない。

超絶上から目線で且つハンドリング可能な範囲という極小物件を「どんな君でも」と鷹揚に表現していることと、それに全く気づいていなさそうなところがブチきもい。

これのキモさ加減に気づかない委員長は、純粋なのか正しく教育されているのかそれとも鈍感なのか、ちょっとあたしにもわからない。が。

 

「どんな君でも」「子供には好きなことをやらせてあげたい」「筋の通らないことは通さない、筋の通ることは通す」何かとっても耳触りのいい、綺麗なことを言うとき、そこには必ず無責任で横暴な線引きがあることをあたしに教えてくれた中島義道は、本っ当に偉大だと思う。