晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

適菜収のB層談義が非常に面白い。

B層とはマスコミ報道に流されやすい『比較的』IQ(知能指数)が低い人たちで、エコロジーやコスパ、陰謀論が大好きな、近代的諸価値を妄信するバカなんだそうな。

 

彼らは、権威を嫌う一方で権威に弱い。テレビや新聞の報道、政治家や大学教授の言葉を鵜呑みにし、踊らされ、騙されたと憤慨し、その後も永遠に騙され続ける存在がB層です。

 

この企画書は、国民をA層、B層、C層、D層に分類し、「構造改革に肯定的でかつIQが低い層」「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」「主婦や老人、低学歴の若者」をB層と規定しています

 

すごく楽しい。実母の悪口聞いてるみたい。おひとつ買ってしまおうかしら。と、本屋に行った。

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買うつもりでいたんだけど、一応立ち読みしてみた。

 

そしたら。

Web同様の改行が、非常に気に入らないんだけど。まあこういう新書とか実用書にはよくあることだだから無視すべきとしても。

でも。捏造、与す、領袖、峻別、にふりがなが振ってあるのよー。どうなのこれ。こんなのも読めなさそうなのが読者層なの?

あああ玉石混淆にまで振ってあるーーーやっぱB層の啓蒙書だったんだこれ。そうやってバカをバカ扱いしてる限りバカは治らないんだって。Bookoffに出るの早そうだし買うのやめた。