晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

孤発型の遺伝子疾患で

誰かの染色体検査結果を見てたら、1回目の検査は何番目かが短腕なんだけど2回目は何番目かがトリソミー。へっ??なんでそうなる??
となんかものすごーーーーーく不思議だったんだけど、単にキメラかモザイクかってことらしい。キメラとモザイクなんて真面目に考えたことなかったし、似たようなものかと思ってたら全然違った。もしこの人が双胎だったら、多分キメラってことになる。でも2人とも遺伝子疾患があることになるけど。確定診断名あった。けど忘れた。
いずれにせよ、こんなに繊細な遺伝子情報にそんな複雑な変異を来たした胚が自然淘汰もなく、順調に分裂して完全に正常ではないもののヒトとして生まれてくるっていうのは、ほとんど奇跡だと思う。
通常の染色体で通常通り卵割していけば、通常通り誕生するわけで(「命は奇跡」とか言う人は多いだろうけど)、それは化学反応的には奇跡とは言わないんじゃないかと。「こういう遺伝子の組み合わせになる確率」だけを言うならそれは奇跡的な数字だけど、その組み合わせに何の異常もなきゃそのまま行くしかないのが自然の摂理なわけで、不思議がってる余地はない。