晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

コモン ハ シンパイ ヲ オボエタ。

洗面台の椅子に載せて、顧問の両手を洗ってやってたら自分の肘が背もたれに激突。絶叫。
あーイタイとひとしきり騒いで、洗い終わって椅子から下ろしたら、何かをしたがる。
なんだか全然わかんなくて、ま話を聞いてやるかと座り込んで目線を合わせたら、あたくしのその肘をなでながら「まま」「まま」と途切れ途切れに名を呼ぶ。「あー大丈夫よーもう痛くないのよー」と言うも、顧問の口元はゆがみ、目には涙がたまっていく。どうらや心配しているらしい。
しばらくして今度は車に乗ったんだけど、またその肘をなでながら涙をぽろぽろとこぼすので感心した。他人の痛みを忖度するというのはかなり高度な社会性だと思う。賢い犬並み?