晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

どうやらあたしが依頼した占いだと、思われていたらしい。

いーーーえ違います。
んなもの頼むかっつの。
だからその井戸端会議の冒頭で、はっきりと説明してくれないかしら、


「本人には頼まれてないんだけど、

どうなるのか知りたくなって

無断で占ってみたのね、そしたら・・・」


って。
無断で人の将来を占った結果を無断で喋るんだから、その旨はっきり説明してもらわないと。真実を曲げて伝える意思はなくても、現実として曲がって伝わってきてるからさ。
この知人も「当然あたしが頼んで占ってもらった話」だと思ってたらしくて(まあ良識的にはそう取るだろうと思うが)、
「占いが好きな人って、つい無断で占っちゃうものなのね」とか
「なんでもすぐ調べてくれると思うよ。頼まなくてもね。占い好きな人にはたまらないよね〜」
とか言ってたら、自分も調査対象になりうるってことにようやく気づいたみたいだった。
どうして自分だけは無事だと思うんだろう。そりゃそれでかなりおめでたいけどね。