晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

「2枚目どうしよう」

「じゃ、蟻になったらどうだろうって空想した話でも捏造したら?」
蟻ってどうなのかなって思って(ここまでは本当)、蟻みたいに小さくなったつもりで色々考えようとしたら、蟻みたいに小さい脳じゃ何も考えられなかったみたいで、考えが止まりました、おわり、って。
実際にやったこと起きたことについて書くように言われてるらしくてさー。頭で考えたことも、実際に起きたことのひとつなんだっていくら説明しても、「先生がダメって言う」の一点張り。いいからこれで持っていけ、文句がついたら今後書かなければいいだけの話、と言って持たせた。