晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

焼いた牡蠣をね

夏に食べようとしたことがあってね。夏のビーチでバーベキューでテンション上げて行こうぜなんていう合コンで、誰かがその辺の岩場からカキ採ってきたわけ。夏のカキでしかも養殖でもないのに誰が食べるかっつのって内心呆れてたら、網の上に昆布敷いてその上で焼くんだって皆群がって喜んでるわけ。一見、夕暮れのビーチでジューシーで香ばしくて暇で阿呆な学生の平和な風景なんだけど、日が落ちてからあたしゃ仰天したのさ。だってカキのその殻が