晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

「あんた今人につられて歩き出したでしょう?!」

委「つられてって何?」
私「だからまだ赤信号なのに、みんなが歩き出したのにつられて、青になる前に歩きだしたでしょう??」
委「だからつられてって何?」
私「だからーー魚がつられてひっぱられるみたいに、つられて歩き出したでしょっ?!」
委「ぼくおさかなじゃないよ」
私「魚じゃないけど、魚みたいにつられたでしょう今??」
委「ぼく魚つったことないよ」
私「だからつられるみたいに、みたいにってことよ!」
委「つられるみたい?」
私「そう。つられるみたいに。つられてっていうのは、比喩なんです」
委「ヒユって何?」
私「あっああああああああああああああああああ」