晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

わたくし、ここに勤めておりました。派遣で。

こんな銀行解体されてトーゼンです。輸銀がどっかとM&Aでできた銀行で、リストラが1人しか出なかったってことで話題になりました。どの上司に話してもみんなそれだけは知ってた。
とにかくこの銀行、政府100%出資。ものすごい無駄のかたまり。そのくせものすごく福利厚生がよくて、8割は定時きっかりで帰って。
外資オンリーの流しのプログラマの私には、信じられないことだらけ。最先端のファイルサーバー構えてるくせに全部紙にしてサーバーなんかからっぽ。毎朝毎朝ミーティング。誰もメールで意思確認しないし情報共有もしない。たまーに大量送信のメールがきたかと思ったらサッカークラブの案内とか。とにかく何でもかんでも大量の回覧版。お昼のお弁当の注文をどうするか聞いてまわる係の人は、午前中ずーーーーーーーーーーっとその弁当の仕事ばっかり。
インドネシアかどっかの借款で毎日必ず1円の誤差が出るんだけど、それはそうなった理由があるんだってことで、その理由ってやつを毎朝専用のわらばん紙つけて、広いフロアをかけずりまわって3箇所から1円理由用のはんこもらって担当部署に届けるなんてこともやらされた。とにかく、こんなところに血税が大量に流れてそこから自分の給料が出ているわけだと考えただけでも腹が立って、1ヶ月で辞めた。